グリーティングトレイル
出口のそばでは
ネペンテス(ウツボカズラ)が
見頃です。
食虫植物なので特徴的な
捕虫器に目が行きがちですが
なんと今なら花も楽しめます。
ネペンテスは雄雌別株の植物で
写真は雄株です。
下に行くほど赤い部分が
多くなっていますが
この赤くなっているのは
花粉や蜜の分泌がピークを過ぎた
いわば終わった花。
上部の緑の4枚花びらが
開いているものは
これからさらに反り返り
花粉や蜜の分泌を
激しくしていく
これからの花です。
ところで、この捕虫器の中身が
気になりませんか?
ここではたくさんの
ネペンテスが新しく袋を作っては
枯れていき、と
日々めまぐるしく
変化していますが
なかなか中を覗ける位置には
できてくれません。
先日たまたま高さが
届く位置に袋を作っていたので
少しだけ覗かせてもらいました。
残念ながらこの時は底の方に
水が溜まってるだけで
虫は捕まっていませんでした。
この水は虫を捕まえた時用の
消化液です。
そもそも食虫植物といえど
基本は光合成で十分生きていけるもので
虫も取りすぎると消化不良で
腐ってしまうのだそうです。
この袋の中に虫が入ってるところを
見たい気持ちはやまやまですが
無理に虫を入れないでくださいね。