舞浜植物図鑑

図鑑といいつつ図鑑じゃない

東京ディズニーリゾートは巨大な植物園。
数え切れないほどの植物が毎日咲いたり実をつけたり。
そんな植栽たちの「今」をご紹介します。

植物展(not TDR)

 

 

国立科学博物館で行われている

植物展に行ってきました。

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面白い植物の展示かな?と

気軽に行ってみましたが

原始から始まる植物の進化や

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遺伝子的な構造の話など

あらゆる角度から

植物というものを知ることができる

とても興味深いものでした。

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難しい話になりがちな部分も

噛み砕いた説明がされていたり

滝藤賢一さんの音声ガイドも

とても聞きやすく

大人だけでなく訪れていた

お子さん達も楽しそうでしたよ。

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数年に一度しか咲かない

ショクダイオオコンニャク

花の実寸模型の展示だけでなく

ニオイを体験できるコーナーも。

 

この花は

すごい悪臭がすることでも有名ですが

それをかいでみたところ・・・

 

たしかに強烈ではありますが

私にはたくあんのような

甘酸っぱい香りに感じました。

 

最後のグッズコーナーでは

こんなにかわいい

ウツボカズラのぬいば(?)を

買ってしまいました。

(これが言いたかっただけ)

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開催期間は

2021年7月10日〜2021年9月20日です。

事前予約制なので行かれる方は

公式サイトをチェックしてみてください。

plants.exhibit.jp

 

 

 

  

爽やかな花

 

 

 

 

シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジの

入り口付近で咲く紫の花。

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これはアガパンサスです。

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灼熱のアラビアンコーストに

青紫の花が清涼感を

もたらしてくれています。

 

 

 

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スラリと伸びた茎から

球状に花を咲かせる姿は

まるで打ち上げ花火のようですね。

 

 

洋風な朝顔

 

 

パラッツォ・カナルで

赤い花が咲いています。

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これはマンデビラという花。

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キョウチクトウ科なので

プロペラのような

花の開き方が特徴です。

 

flowertdr.hatenablog.com

 

 

つる性のこの花は

さながら洋風の朝顔のようで

夏を感じさせてくれますね。

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 ちなみにこの花の鉢のそばの

看板には

「STUDIO DEL RITRATTISTA」とあります。

これは「肖像画家のスタジオ」という意味。 

 

 

芸術的なお店が立ち並ぶ

このあたりのショーウィンドウも

植物とともに見ごたえのある

場所になっています。

 

 

 

 

 

  

にぎやかな夏

 

 

 

アーントペグズヴィレッジストア

入り口前の花壇。

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小さなひまわりが咲いています。

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ミニひまわりの

ジュニアという品種でしょうか?

 

 

細い茎を高く伸ばし

大きな花を支えている姿は

なんとも頼もしいものです。

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のどかな漁師町に

にぎやかな夏の風を

感じさせてくれる風景です。

 

 

 

 

 

 

 

仕立て方

 

 

ザンビーニブラザーズリストランテ前の

ブドウ畑。

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今年も見事に実っています。

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ブドウの木の仕立てかたは

大きく分けて2つあります。

 

 

ぶどう狩りでよく見る

棚仕立てと

ここのように木をTの字に這わせる

垣根仕立て。

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棚仕立ては生食用に

実のつき方を美しくするのに

むいていたり

地面から話して育てることで

病気になりにくくするのだそう。

 

一方、垣根仕立ては

木の全体に日が当たりやすく

ブドウの実一つ一つの

糖度があがるのだとか。

 

 

生食用とワイン用

それぞれに合った育て方があるのですね。

 

 

 

 

 

夏の花

 

 

 

 

ロストリバーアウトフィッターの

そばで咲く黄色い花。

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これはハマボウです。

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潮風に強い塩生植物で

海辺などに自生します。

 

 

 

ハイビスカスと同じ

アオイ科なので

見た目も似ています。

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鮮やかな黄色が

夏の日差しにとても映えます。

 

一日花ですが

夏の間次々と花を咲かせ

楽しませてくれます。

 

 

ずっしりとした実

 

 

 

ザンビーニブラザーズリストランテ

入り口前でサンゴジュの木に

実がなっています。

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珊瑚のような

美しい実をつけるので

この名前がつきました。

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たわわに実った実の重さで

しなだれています。

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サンゴジュは火に強いことから

防火用樹として植えられることも。

お店を守るために

ザンビーニ兄弟が考えて植えたのかもしれませんね。