トロピックアルズ付近で
サンゴシュの花が咲いています。
モサッとした花は一つ一つが
とっても小さく地味です。
そんな中必死に蜜を吸う
クマンバチがいました。
体の大きさに対して
花が小さすぎるのではないかと
心配になるほどですが
花から花へ せっせと移るため
足には花粉がたっぷり。
こうして彼らが媒介した
花粉が受粉につながり
あと一月ほどすると
赤い実になります。
その赤い実こそが
珊瑚のようだと言うことで
サンゴシュという名前が
つきました。
花は虫に蜜を提供し
虫は受粉の手助けをする。
こうして紡がれている命の
美しい輝きを感じた午後でした。