あちこちで
シマトネリコの実が生っています。
どれも背の高い木で
上を見上げないと
なかなか気づかない
かもしれません。
パッと見ても
花なのか、実なのか、新芽なのか
よくわからない雰囲気ですが
翅果(シカ)という立派な実です。
翅果とは種に羽が付いた
状態の実のことで
風に乗って少しでも
遠くへ飛ぶようにと
工夫してあるのです。
このあたりの木は
真冬以外ずっと白っぽい
花をつけているイメージがあるのですが
比較してみると・・・
こちらが春に咲く花です。
とっても地味で目立ちません。
実ともあまり見た目に差異が
ないように感じるので
実際は花から実に変わっているのですが
ずーっと同じように見えるのですね。